ヘルプ / 運用と改善

広告グループを増やしすぎる弊害

このページでわかること:広告グループ(広告セット)を細かく作りすぎることの問題点と、適切な数の考え方

「細かく分けたほうが管理しやすそう」と思って広告グループを増やしがちですが、実は逆効果になることが多いです。結論からお伝えすると、広告グループを増やしすぎると成果(CV)数が分散してAIの学習が遅くなり、全体の成果あたりの費用(CPA)が悪化します。最初はシンプルな構成を維持することが成果への近道です。

広告グループを増やしすぎると何が起きるか?

状態 問題 影響
広告グループが10個ある・月成果(CV)20件 1グループあたり月2件しか成果(CV)が集まらない AIが学習できず最適化が進まない
広告グループが2個ある・月成果(CV)20件 1グループあたり月10件の成果(CV)が集まる AIが学習でき最適化が機能し始める

AIが学習するには1広告グループあたり月50件前後の成果(CV)データが必要です。成果(CV)件数が少ない段階でグループを細かく分けると、どのグループも学習が完了しない「帯に短し」状態になります。

適切な広告グループ数の目安

月間成果(CV)件数 推奨する広告グループ数
〜50件 1〜2グループに集中
50〜150件 2〜4グループまで
150件以上 ユーザーの分類(セグメント)別に拡張を検討

AdXpandの推奨方針

AdXpandでは「まず1〜2グループで運用し、月間成果(CV)50件を超えてから構成を拡張する」ことをおすすめしています。ターゲットや広告の売りの切り口(訴求軸)を細かく分けたい気持ちはよくわかりますが、データが貯まってから分けることで、分割の意味が初めて生まれます。拡張のタイミングは月間成果(CV)件数を見ながら判断します。

まとめ

  • 広告グループを増やすと成果(CV)数が分散してAIの学習が機能しなくなる

  • AI学習には1グループあたり月50件前後の成果(CV)データが必要

  • 月間成果(CV)50件未満の段階では1〜2グループに集中させる

  • グループの拡張は月間成果(CV)50件を超えてから検討する

関連記事:キャンペーン構造の設計 / 機械学習とは / 学習期間について